音時雨 ~Regentropfen~

♧ Little Light, Eternal Light (JP)

最近1番お気になるアルバムは、KOKIAさんの「The VOICE」です。
KOKIAさんの歌は、今まで多く聞いていなくて、ここでなんだかあんまり、うまく言えないような気がする。でも、私の聞いた歌の範囲では、このアルバムがどうしても前列に立てられる。
「The VOICE」は、KOKIAさんの十周年の記念アルバムとも言える。ファンたちへの、真心からの優しくて暖かい贈り物。全ての歌も素晴らしい。KOKIAの変わり多くの声もこのアルバムでよく感じられる。
キーワード:コエ、ウタ、オモイ、アイ
[01]穏やかな静けさ~浄歌
ジャケットの雰囲気が1番目の曲とぴったり溶け込める。深い青さに、KOKIAの繊細な声が少しずつ耳に沁みこんで、次から次へと、私たちを無限なる悠久に包み込んでいる。
――穏やかな静けさが心に宿りますように。
[02]Follow the Nightingale
あるゲームのテーマソング。これと関わらずに、とても立派な、いいえ、かっこい歌だと思う。「調和」と似て、雄大なエピックそのもので、神秘満点の自造語(?)で歌い出された豊かな旋律。
――EKUDUS TINOTA IAM
[03]Ave Maria
暗い暗い聖堂へと降り注ぐ初めての朝の光のように、高い天窓から天使たちが柔らかい愛と安らぎをくれました。アベマリア、神様が吾ら至福をくれますように、いついつまでも。
――アベマリア
[04]届きますように
無くなってしまった友達への思いが、届けるかどうか不確かなものだが、もし本当に届けたのなら、光に包まれるたび、風に吹かれるたび、あなたの心を感じられた気がする、きっと。
――From your friend.
[05]song of pocchong~雫の唄
奥山に精霊たちの泉がある。透明で涼しい雫がいつも軽く石に落ちていて、微かな唄になる。速くて緩くて、高くて低くて、深くて浅くて、至純な自然を求める人しか聞かない、精霊たちができた魔法の唄。
――lek wistru leiam lek wistru lekiam
[06]ごめんね。
誰かも過ちを犯すことがある、不意に誰かを傷つくこともある。何もかも言葉で伝えきれないけど、この謝る気持ちが言葉にしないと、伝えられなくて…
――肝心な時に意地はって言えなかった たったの4文字の優しさ
[07]Lacrima
聖なる涙が乾くなるとき、人はより強くなれると信じる。オレンジの夕日が沈んで、瞳から反射するのは、止まらなくて満ち溢れる想い。そして新しい笑顔が次の太陽に照らされるのが、強さがあるから。
――弱虫なんて誰も思いやしない あなたは既に充分がんばってるから
[08]何もかもが星になって
世界中に無数の人たちが自分なりの世界を完璧になるため、ほかの人と戦うことを逃せない。愛と正義などは元々不確か過ぎるもの。誰もいつか星になるから、どうかその前、平和な世界を作れますように。
――虚しさだけが空を斬るのはいたたまれないから 何もかもが星になる頃忘れ去られてしまうの?
[09]il mare dei suoni (音の海)
音楽は不思議なもの、心の純粋な人しか作れないもの、天からもらった永遠になれるもの。音楽を好きになれることが不思議。音楽が自身の広さを全てを包み込まれる。音楽の海に生まれられて、幸いです。
――un suono caduto nel mondo in blu. un dono dal cielo. (青い世界に落ちた音 空からの贈り物)
[10]everlasting
あなたは永遠を信じますか。二人が心を分かち合えたら、愛が二人の間に生まれるから。生活が明るい愛の光に包まれたら、私たちが生き続ける。世界が前へ行けたら、いつか永遠に触れますから。
――I wish this world to be freed of sad and wrapped with eternal light.
[11]小さなうた
飾らぬ人々の生き様が歌のように、小さいだけど強い。歌に込まれる想いが日々の流れと共に溢れて、ついに、小さな旋律が「一つ」になれて、この世界をより優しくなってゆく。
――every day every time 歌い続けたい 溢れる想い止まらない
[12]「私にできること」
私たちがこの世に落ちる以上、きっとできることがある。これがどんなに小さなことだって、きっとこれを受け取る人がいる。だから、できるだけ、潔く、生きよう。
――届いてほしいこの気持ち あなたに贈る歌
ちょっとだけですが、もし「say goodbye & good day」を最終曲にすれば、より完璧だと、私はこう思うの。あなたはそう思わない?